ベルナーオーバーラント

【アーレ川散策】クマ公園とローゼンガルテン。ベルンのおすすめ観光スポットの、行き方と所要時間。

ベルンの観光スポット

スイスの首都ベルン。

アーレ川の内側、旧市街はヨーロッパ然とした建物が建ち並び、歴史を感じさせる街並みです。

一方、アーレ川の外側には、おだやかな雰囲気の憩いの公園が2つ。

『クマ公園』『ローゼンガルテン』です。

今日はアーレ川の外側を散策してみましょう。


《数字をタッチすると案内が展開します。》
①ベルン中央駅
②牢獄塔
③時計塔
④連邦議会議事堂
⑤ベルン大聖堂
⑥アインシュタインの家
⑦クマ公園
⑧ローゼンガルテン(バラ公園)




クマ公園の行き方

ベルン中央駅から真っすぐ東へ、ゆっくり歩いて約30分。

アーレ川に架かるニーデック橋を渡り、右手方向へ。

アーレ川の、川岸の斜面が『クマ公園』です。

柵で囲まれた斜面の緑地で、クマが飼育されています。

こちらがクマのプロフィール。

橋の上からでも、クマが見えます。

くまも暑そうです。ベルン〔bern〕の由来はベアー〔bear〕。ベルン州の紋章も🐻ですね。

写真はラウターブルネンの街中



アーレ川

クマ公園の斜面は、階段で川べりまで降りることができます。

なかなかの急階段ですが、エレベーターも設置されているので安心です。

階段を下れば、アーレ川に到着です。

アーレ川の水の音。

川を流れるのは、冷たいアルプスの雪解け水です。

暑い日も、川の冷気が感じられ、川べりはとても涼しく感じます。

川の向こうの景色もとても良い雰囲気です。

川を眺めていると、時折上流から人が流れてきます。

『アーレの川流れ』ですね。

みなさんニーデック橋の橋げたを避けて、上手に流れて行きます。

川縁で涼んでいると、息子と犬の散歩をするブロンドの婦人が、脱いだヒールを片手に、ひょいと川縁まで降りて行きました。

みなさん、川べりの護岸に腰かけ、思い思いの時間を過ごします。

映画のワンシーンのような風景を前に、木陰で一休み。




ローゼンガルテン(バラ公園)の行き方

今度は、クマ公園を出発して、ローゼンガルテンを目指しましょう。

ニーデック橋からローゼンガーデンまでは歩道の坂道を上ります。

徒歩で10分ほどですが、結構な急坂です。

坂道を登るにつれ、左手には、木々の間からベルンの街並みが見えてきます。

レンガ色の瓦屋根の街並みに、ひときわ高い尖塔は、ベルン大聖堂です。

急坂の途中のベンチでは、アインシュタイン博士もひと休み。

博士は一時期、この街で研究に没頭されていたそうで、旧市街には博士の当時の住居もあります。

ローゼンガルテン(バラ公園)

坂を登り切れば、ローゼンガルテンに到着です。

その名の通り、園内にはたくさんの種類のバラが咲いています。

昼時になると、公園には、オフィスで働く人もランチに訪れます。

園内のベンチや芝生の上でランチ。のんびりとした時間がながれます。

ベルン市街のミグロスでランチをテイクアウトできますのでチェックしてみて下さい。

ミグロス(Migros Supermarkt)

2,3種類の料理をチョイスして12CHF(約1,400円)位です。物価の高いスイスでは重宝します。[価格、レート:2018年]

高台のローゼンガルテンから見下ろす、世界文化遺産ベルンの街並み。

急な坂道を登った甲斐があります。

周辺のレストラン

クマ公園、ローゼンガルテン周辺には、おすすめのレストランがいくつかあります。

①レストラン・ローゼンガルテン(Restaurant Rosengarten)
ローゼンガルテンのレストラン。テラス席からはベルンの街並みが一望できます。

②アルテス・トラムデポ(Altes Tramdepot)
クマ公園となりの、ビール醸造所に併設するレストラン。地ビールやロシティが楽しめます。日本語メニュー有。

③ジェラテリア・アイスワークショップ(Gelateria Eiswerkstatt)
種類豊富なアイスクリームショップ。お店の前が広場になっていて、木陰のベンチで頂けます。

いずれも、素晴らしいベルンの景色と食事を楽しめるレストランです。

おすすめホテル

ベルンに滞在する場合、ベルン中央駅周辺のホテルが便利です。

駅を出て、すぐに荷物を預けられますし、トラムの起点にもなっています。

中でもオススメは、ホテル・サボイ・ベルン(savoy bern)

駅から徒歩3分。石作りの外観とは裏腹に、モダンな内装のホテルです。

フロントには、リンツのチョコレートが常備されていました。

ベルンは、半日でも主だった見所は観て回れますが、ゆっくりと滞在して、買い物や、カフェ、公園でのんびり過ごすこともオススメです。